2010年08月26日

「AKB48の握手券は有価証券」偽造の被告に有罪判決

http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY201008250350.html

刑法上の有価証券偽造罪でいう「有価証券」というのは、財産上の権利が証券(紙切れなど)に表示されて、その権利を行使するために証券が必要とされるもの、とされていて、それが売買の対象となる(流通性)必要は特にないとされています。
今回の判決は、「ネットオークションで売買されていることから財産的価値があるものであることは明らか」としていて、一見、流通性があるから有価証券だ、と言っているようにも思われますが、これは、売買されるような券なんだから金銭的な価値があるものだ、という意味で書かれているのでしょう。
もっとも、もし、オークションでの売買が禁止されていて、実際にもオークションに出されていなかったとしても、トップアイドルと握手できる権利であれば財産的な価値があることはまず明らかといえますから、やはり有罪になったでしょうね。
posted by 弁護士 中谷寛也 at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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